昨日のお昼~
フジTV系の「ぽかぽか」に
元キング&プリンスの岸くんが出てました。
で、20代のうちにやっておきたい事はと聞かれ
岸くんは人間ドックだと。
アラ還の私も~
人間ドックは何度か体験しましたが
30代終盤を最後に止めました。
以下、何故、止めたのかについてお話します。
検尿、血液検査、心電図、眼底検査など粛々と進む中
腹部エコー検査を受けに検査室に入ると
30歳前後の割と若い女の人が私の担当でした。
「横向きになってください」とか
「息を吸ってお腹を膨らませてください」とか
いろいろ注文されて、それに応じていました。
使用する器具も
最初は一般的な掃除機のヘッドみたいのから
先のとがった棒状のものに換わったりして
普段の2~3倍は時間が掛かりました。
一通り終わると最後に医師の問診があって
検査結果の説明を受けるのですが
医師から次の様に言われました。
「〇〇さん、今日の人間ドックの結果ですが」
「大事なお話がありますのできちんと聞いてください」
「腹部エコー検査をずいぶん念入りに行ったのですが」
「あなたの腎臓に腫瘍があることが分かりました」
医師はそう言うとエコー検査の画像を私にみせて
「これが腫瘍ですね。3cm弱の大きさです」
「大至急、精密検査を受けてください」
あっけにとられた私が
「これって悪性だったらガンって事ですか?」と聞くと。
医師は
「断言はできませんが、腫瘍がある事は確かです」
「はっきりさせるためにも一刻も早く精密検査を受けてください」と。
その後、事務的に総合病院への紹介状を渡されて帰宅すると
妻に顛末を話し
「最悪の結果だったら、俺はお陀仏かもな」と言いました。
翌日、総合病院で精密検査を受けました。
泌尿器科へ行って受付を済ませて
待合室で待っていると、私以外はご高齢の男性ばかり。
診察室に入るとエコー写真を見た医師が
「あ~、写ってますねえ。それじゃもっと詳しく調べてみましょう」
そう言うと、精密検査の手順を説明しました。
簡単に言うと~
腕の血管から造影剤を入れて
それが腎臓に到達したら、CTスキャンをするというもの。
CTスキャンは過去にやったことがあったので
どうって事はありません。
オペレーションROOMから遠隔操作で
注射器の造影剤が注入されて
それをCTで見ながら断面写真を撮っているようでした。
素人感覚で10枚以上は撮影したと思います。
細かい事は省きますが~
この精密検査の結果は「異状なし」でした。
総合病院の医師は~
「結果を言いますと、異状ありません」と言いました。
またまたあっけにとられた私は
「えっ、異状ないんですか?」
「だってエコー写真に写ってますよね」
「ドックの医師は腫瘍があるのは間違いないって言ってましたよ」
と、食ってかかりました。
するとこっちの医師は
「これだけきちんと調べて何もないんだから」
「腫瘍はありませんよ」
「今日の検査に比べたら、エコーなんていい加減なものだから」
「周辺の臓器や便なんかに反射して腫瘍の様に見えたんでしょう」
「ドックの先生には私から説明しますから帰っていいですよ」だと。
「ただし、今日使った造影剤は身体に良くないものなので」
「お茶や水分をたくさん取って、体の外に出してください」
「キツネにつままれた」とはこの事でしょう。
会計で検査費用を1万円近く支払って帰宅した私は
少し腹が立って来たのを今でも覚えてます。
それでも未だに生きてるので
精密検査の結果が正しかったという事です。
という経験から~
人間ドックなんていい加減なものだと思ってます。
健康診断なんてさらにいい加減だと思います。
なので意味のない検査を受けて
一喜一憂するのは嫌なので
それ以降、20年以上受けてませんし
これからも受けるつもりはありません。
皆さんはご自分でご判断願います。
では、いつもの様に今朝の朝んぽ。
日の出前の東の空は凡庸です。
日の出の頃には雲も少なくなりました。
流鏑馬神事の走路には真砂土が敷かれてます。
これならお馬さんも走り易い。
待ち伏せするカラスを威嚇するサクでした。
最後に~
とある記録達成まで、あと40